元警察官のしくじり人生『もう観るな』

私は、警察官を約9年間やってきて色々な経験をしてきました。

 

普段の日常生活では見ないような裏側を数々見てきました。

 

今でも現役で警察官として勤めてる当時の仲間は、大したもんだなと思います。

 

それぐらい非日常生活の裏側、嫌な部分というのを本当に見てきました。

 

その中でも、『人の死』というのは、警察官の仕事では切っても切れないものです。

 

私が一番印象に残ってることについてお話します。

 

初めて警察官になって『人の死』に直面した時のことです。

 

それは、交番勤務になって数ヶ月経ったときのことでした。

 

それは今でも鮮明に覚えていますし、自分のトラウマになってます

 

交番勤務の時に火事があって現場に出動した時のことです。

 

物置の中で人が燃えてる

 

と現場で消火活動していた消防団の人が叫んでいたんです。

 

実は、女性が灯油をかぶって焼身自殺を図っていました。

 

真っ黒でまるで塊のようでした。

 

私は、全く赤の他人の死を間近で見たのは初めてでした。

 

また、自殺ということでものすごくショックでした。

 

それも、亡くなった女性の実の子供がその姿を見てしまったりと、あり得ない現場であったので尚更のことです。

 

あの時のことを思い出しては気分が悪くなったり、寝れなかったりという状態が何日か続きました。

 

尊敬する先輩から言われたことを思い出します。

 

これから何年もいろんなことを見たり経験していくだろう

だけど、絶対に自分のこととして受け止めてはいけないぞ

そして仕事で見たものは全て忘れるようにしろよ

 

当時、先輩が言ってくれたことがすごく分かります。

 

最近では、PTSD(心的外傷後ストレス障害)という言葉聞いたことあると思います。

 

例えば、ベトナム戦争に行ったアメリカ兵の帰国後の生活が例になっています。

 

戦争後、祖国に戻って普通の日常生活をする中での戦争を思い出して自殺してしまったり、鬱になってしまう人が非常に多かったという事例です。

 

実は警察官もPTSDがものすごく多いんです。

 

人の死がトラウマとなり心理的負担になってしまうっていうのがとても多いとのことです。

 

私も警察官時代に数えきれないほどの人の死と向き合ってきました。

 

心を無にして、仕事として対応するということを心掛けておりました。

 

それは、自分が傷付かないためでもあったのです。

 

このような経験をした私が、皆さんに切にお伝えしたいことがあります。

 

それは、

 

ニュースやワイドショー等で取り上げられている

悲惨な事件とか事故とかの話題は観ない方がいい

 

ということです。

 

理由として、テレビは視聴率を稼ぐために大げさに人の心に強く響くように脚色しているからです。

 

本当にリアルに視覚で伝えるんですよね。

 

そういったニュースをつい見てしまうという気持ちも分からなくもありません。

 

ですが、正直、自分に関係のない方々の事件や事故です。

 

それを毎日の様にまともに観つづけるというのは本当にやばいと思うんです。

 

正直、警察官をやってる以上にやばいことなんですよね。

 

実際に私自身、凄惨な事件や事故の映像を観て、涙ボロボロ流して観ていたこともありました。

 

その時、ふと冷静になり、このままではいけないと強く思い、それから一切テレビのニュースを観るのを辞めたんです。

 

実際に最近話題になってるのですが、テレビのニュースとかワイドショーとかで悲惨なものを見たことによってPTSDになってしまうケースが非常に多いそうです。

 

そういうことを知らないでダメージを受け続けていると、

 

うつ病になってしまったり

最悪毎日毎日落ち込んでしまって、自分で自分を傷つけてしまったり

その様なことに結び付いてしまうという研究結果が出たとのことです。

 

皆さんもできれば、関係のない人の不幸な話題で不快な気分になったり、病んだりすることはとても無意味で危険なことだと思います。

 

その為、「もう観るな」というのは悲惨な事件や事故のニュースのことで、もう観ない方が自分の明るい未来のためにはいいですよということであります。

 

是非、明るい日常生活を送るための参考にしていただければと思います。

 

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