今回は、皆さんが良く知っている万引きについて、あまり知られていない真実をお話したいと思います。
よく万引きがやめられなくて、何度も警察に捕まっている人っていますよね。
生活に困って繰り返すのではないかとか、やむを得ず万引きを繰り返していると思っている人が多いのではないでしょうか。
「万引き」という言葉や行為が、日常生活に浸透しすぎて「大きな犯罪」というイメージがなくなっていると思います。
そのため、「万引き」という言葉で簡単に片づけてしまっているため、万引きという行為に潜む本当の怖さが全く認識されていないのではないかと思います。
そこで今回は、万引きの真実について皆さんにお伝えしたいと思います。
万引きとはなんぞや?
まず最初に万引きについて細かく説明したいと思います。
万引きというのは、刑法235条で「窃盗」を意味する俗語であることはもちろん知っていると思います。
窃盗を犯すと、10年以下の懲役または50万以下の罰金と、実は厳しい刑罰で処罰されます。
また、なぜ「万引き」というか聞いたことありますか?
実は私も知りませんでした。
万引きという言葉の意味について、いくつか説があるそうです。
いくつか商品がある中で間引くように盗むこと
一度行ってしまうと万回繰り返してしまうこと
タイミング「間」を見計らって盗むこと
なるほど。
どれも何となく言葉の由来としては合っているような気がします。
「万引き」というどことなく軽い俗語ですが、エスカレートすると凶悪犯罪となる危険があることを知っておいて欲しいと思います。
出来心の万引きが凶悪犯罪に?
「万引き」という軽いイメージから、重い犯罪に繋がるというイメージはあまりないと思います。
ですが、万引きがエスカレートすると「強盗」に発展する可能性があります。
強盗罪は凶悪犯罪の一つであります。
凶悪犯罪とは、強盗罪を含む
殺人、強盗、放火、強姦
を意味します。
たかが「万引き」が、殺人等に並ぶ凶悪犯罪に繋がってしまうのはなぜ?
その様に思われる方も多いと思います。
実は、万引きがみつかり、捕まることを避けるために暴力をふるう行為は
事後強盗
という犯罪になります。
例えば、
本屋で万引きをして警備員に呼び止められた
慌てて万引きで捕まることを恐れ、逃走しようとした
その際、警備員を両手で突き飛ばした
という行為です。
つまり、
窃盗を免れるために暴行や脅迫を用いて逃げる行為
が事後強盗となるのです。
事後強盗というとあまり聞かない言葉だと思いますが、「強盗」と同じ罪の重さで処罰されます。
つまり、事後強盗=強盗であります。
強盗は、刑法で5年以上の有期懲役と、とても重い罪になるのです。
この事実を知ると、決して「たかが万引き」なんて言えないですよね。
そもそも万引きしなければいい事なのですが、万が一万引きをしても暴力をふるって逃げてはいけませんよ。
悪いことをしたら素直に謝りましょうね。
そうしないと人生取り返しのつかないことになってしまいますからね。
自分のお子さんに「万引きはしちゃだめ!」と教育するのは正解です。
ですが、できれば「万引きをして逃げようとして暴力をふるったり、脅したりしたら強盗になって大変なことになっちゃうよ」と一歩踏み込んで教えてあげてください。
この行為をすると、結果こうなるという正しい教育をして下さい。
「人の物は盗んではいけない」
「盗んで逃げる時に暴力をふるうと強盗になってしまう」
としっかりと理由を添えて教えてあげてください。
万引きの本当の恐怖
万引きの本当の恐怖は世間にあまり知られておりません。
それは、犯罪が「盗む行為」としてのみクローズアップされてしまっているからだと思います。
実は万引きを繰り返すと「薬物依存」と同じ状態の精神病になってしまうということです。
つまり、「万引き依存症」になってしまうということです。
クレプトマニア
という病名が付けられております。
ギャンブル依存症で説明するとイメージがわくと思います。
例えば、パチンコがやめられない人は、勝ったり負けたりという感情の起伏を繰り返すことが快感になってしまいます。
昨日は3万勝って嬉しかった
今日は5万負けて悔しかった
明日は何としても絶対に勝ってみせる
このような感情の起伏が快感になってしまい
緊張感と達成感、異常な興奮
が起因してギャンブルの事ばかり考えてしまい、その他のことは全く手につかなくなってしまうのです。
これは、脳内に噴出する報酬系という部位が活発化されドーパミンという物質が関係していると言われております。
万引き依存症も全く同じで、万引きを計画して達成するスリルや達成感がたまらなくなり、やめられなくなる病気であります。
よく、欲しくないのに万引きした。
という行為がクレプトマニアの特徴と言えるとのことです。
これは自然治癒はできない病気で、薬物依存症と同じように病院における専門的な治療がないと治る見込みはない恐ろしい病気だそうです。
刑務所に服役中は物理的に抑圧されているために万引き行為は一時停止しますが、出所してすぐに万引きを行ってしまうという恐ろしい病気であります。
この機会に、「万引きが引き起こす恐怖」について認識をしっかりと持っていただきたいと思います。
具体的に、万引きを「単なる万引行為」として片付けるのではなく、
常習的な万引きは「クレプトマニア」という恐ろしい病気であること
薬物中毒と同じような特性を持ち、治療を受けないと自分の意思で治らないこと
を知識として是非この機会に覚えておいて欲しいと思います。
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