C・C・C
噂のCCガーーーーーーーーーール♪
CDプレーヤーから流れる軽快な音楽
そう俺は中学生の時に当時のアイドル スケバン刑事「浅香唯」に恋をした
スケバンと刑事の意味不明なコラボレーション
さらに
夜かゆくても
どんなに夜にかゆくても
『浅香唯(あさかゆい)』だった
逆に朝かゆくない日も
『浅香唯(あさかゆい)』であった
つまり四六時中、浅香唯(あさかゆい)だった
だけど全く分からなかった
顔が好みでもなく
スタイルが好みでもなく
存在が好きでもなく
歌が好きでもない
だけど浅香唯のファンであり、俺の初恋であった
俺は中学の時浅香唯の等身大タペストリーを近所のダイエーで買った
そしてそれを自分の部屋の壁に掛けていた
そして朝登校するときも、学校から帰ってきたときも
ご飯やお風呂に入るときも
ずっとそのタペストリーに話しかけていた
唯ちゃん♪
お母さんはそんな俺を見て言った
あんた、頭大丈夫?
そして、ゆみ~こもアホみたいにケタケタ笑いながら俺に言った
おに~ちゃんおに~ちゃんこれ誰?
俺は怒鳴った
誰だっていいだろ!
ゆみ~こはそんな俺をみて珍しく不機嫌そうだった
ある風の強い日だった
俺はうかつにも窓を開けっぱなしで学校に行ってしまった
家に帰ったところ
唯ちゃんは雑巾のようにぐるんぐるんに丸まっていた
唯ちゃん!!!唯ちゃん唯ちゃーーーーん
俺は泣きそうな声で叫び
雑巾のように丸まった唯ちゃんを抱きかかえた
ごめんね唯ちゃんホントごめん
俺は泣きながら唯ちゃんに謝った
ベッドの上で雑巾のように丸まった唯ちゃんを復元していたところ
アホみたいにケタケタ笑いながらゆみ~こが入ってきた
右手にチョコ&バニラのソフトクリームを持ちインベーダーの様にテケテケ入ってきた
おに~~ちゃ・・バタッ!
ベチャッ!!
ゆみ~こは入口付近に置いてあった鉄アレイにつまずきずっこけた
あーーーー!
唯ちゃんの顔面にソフトクリームが直撃した
顔面にソフトクリームが飛び散った
唯ちゃ~~~~~~ん!!!
俺は転んだゆみ~こをぶん投げ
唯ちゃんの顔をゆみ~このシャツで拭いた
思いっきり広がり、唯ちゃんの顔は消えた
それを見たゆみ~こはアホみたいにケタケタ笑っていた
俺は怒りがこみ上げ、ゆみ~このほっぺたを引っ張った
餅のように伸びるくらい思いっきり力を込めて引っ張った
痛い痛いよおに~ちゃ~ん
ゆみ~こは鼻水を垂らしながら泣き叫んだ
それを見たお母さんが入ってきたのである
やばい!
俺はとっさにゆみ~このほっぺたを離し、あれこれ言い訳を考えた
お母さんはゆみ~こに向かって怒鳴った
アイスもったいないじゃない!せっかく買ってきたのに!
え?・・・そこ?
俺は一気に冷めた、浅香唯にも冷めた
ゆみ~こは鼻水を垂らし泣きながらタペストリーを舐めていた
何が何だか分からなくなり俺の初恋は終わった
結局最後までCCガールのCCの意味は分からない
全てが噛み合わず、俺の初恋は終わったのである
マイシスターゆみ~こ・・・続く


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