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以下本文
この世に生を受けて45年間
今とても幸せだ
元気でいられるのも
このドクターのおかげである
感謝の気持ちを込めてそのドクターを紹介したいと思う
俺は彼の本名は知らない
病院の名前も場所も覚えていない
だけどあの日のことは忘れない・・・
俺が名付けた彼のあだ名は
浅野永吉
俺の人生の中で最も影響を受けたドクターである
いまだに彼を超えるドクターは見たことない
これ程までにワイルドなドクターは・・・
俺がドクターに出会ったのは、今から20年以上も前のことである
恥ずかしい話だが、俺は秘部がかぶれてしまいかゆくて仕方なかった
耐え切れずに人生初の泌尿器科に受診した
椅子に座る男たちは皆下を向き、切なそうな顔をしていた
独特な何とも言えない静寂
静まり返った待合室に時計の秒針の音が響いていた
名前を呼ばれ中に入ると、白衣のドクターは座っていた
白髪交じり薄毛のオールバック
優しそうな雰囲気で
年は60代後半くらいだろうか
ドクターは緊張する俺を和らげるような優しい声で
どうしたの?
と質問した
俺が症状を説明すると、ドクターは話の途中で割り込むかのように
わかった!見せてごらん!
と突然強い命令口調で指示してきた
俺は言われるがままズボンを下した
すると、ドクターは
あ、なるほどね
と口走り、素手でつまみ、
ピーンッ!!!
と弾いたのである
俺は思わず声をあげてしまった
彼は薄ら笑いを浮かべていた
そして指先に薬を出し慣れた手つきで薬を塗ってくれた
大したことないよこんなの
ドクターは言った
彼は不敵な笑みを浮かべていた
優しい微笑みではあったが、目の奥は笑ってはいなかった
いくつかの試練を乗り越えてきた男の目をしていた
そして、なんと次の瞬間俺の人生を変える衝撃の行動を目の当たりにしたのである
ドクターは手に残った薬を手でこすり合わせていた
その瞬間、
手についていた薬を髪の毛に塗り付けたのだ
え!!!!!( ゚Д゚)
俺は目を疑った
髪に塗った・・・ワ、ワイルド・・・
その仕草、、、テレビで見た事ある
髪の毛をかき上げるその仕草
ポマードでヘアーをセットするその仕草
まさに、浅野温子と矢沢永吉を足して二で割った
浅野永吉
であった
そのワイルドな「浅野永吉」に俺は生きる強さを教えてもらった
小さなことにこだわるのはやめよう!
強く生きよう!
ドクターのテカる手を見つめながらそう思った
俺のMY BEST OFドクター
「浅野永吉」
今の俺があるのもあなたのおかげです
感謝の気持ちを込めて ありがとう


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